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2022/02/07 18:00
皆さまこんにちは☺
Y’s445のモノづくりについてご紹介するコーナー「 Y’s445のブランドの世界を紐解くストーリー」の続編です。デザイナーのモノづくりに対する想いやクリエイティブな世界観をご紹介していきます。
VOL.5「モノづくりとの出会い」のお話
Y’s445は、一人ひとりに寄り添ったデザインで、その人の生き方を応援するブランドです。その理由は、デザイナー自身の生い立ちにふかーく関係しているのです。そこで今回は、Y’s445のデザイナー「ヨシダヨシコ」の生き方にフォーカスします。
■Y’s445最初のプロダクトは意外なモノ?
モノづくりを始めたきっかけは、娘の小学校入学を機に食品の検査を行う仕事を辞め、新たな出会いの隙間が生まれたことでした。
近所でミシン好きなママ友が、巾着袋の作り方を教えてくれて…。それがモノづくりの第一歩です。思いのほかその体験が楽しくて、早速ミシンを自分でも買ってユザワヤで安い布を購入してきては、コースターやランチョンマットなど暮らしを豊かにするモノづくりに夢中になっていきました。
■小さなバザーがハンドメイド作家へのステップに
そんな時に、家族が勤めている会社のバザーで販売してみたら?と思いがけない提案をされました。
「不安が何ひとつなかったと言ったらウソになりますが、誰かが自分の作った物を使ってくれる情景を想像したらワクワクして…。」
女性が多い職場でのバザーでは、小物類の他に書類が入るような布袋など‥見様見真似で制作して販売。すると、あっという間に完売。
こんなに色んな物を作れるなら今度はバッグが欲しい!そんなリクエストまで。
「働く女性にはバッグが必需品で、女性はやはりバッグが好きなんだなぁと思いました。それなら、様々な人の良き相棒となるようなバッグを作ってみたい。」
そこからハンドメイド作家としてバッグ作りを本格的に行うようになりました。とは言え、バッグ作りの知識やノウハウもない。ただリクエストを貰ったバッグを作ってみたいという想いだけで、試行錯誤しながら自己流でバッグ作りを技術を身に付けていきます。
■情熱はハンドメイド作家の枠を超えデザイナーへ
最初はバザーで販売を始めたハンドメイド作家としての活動が、いつしか近所のギャラリーで販売することに。「好きを仕事に。好きなことで生きて行く。」最近では、浸透しつつある生き方ですが、バッグ作りにのめり込んでいった当時はフリーランスという言葉もありません。ただ、どこかで出会いを待ってくれているお客様の為にワクワクする逸品を作り続ける。そんな日々が、バッグのお披露目の場を変えてくれました。
埼玉の伊勢丹、そして都内の百貨店、いつしか海外でもポップアップを開くまでに…。ただの主婦だった自分が様々な場所でバッグをプロダクトするデザイナーへの道を歩むことになったのと同じように、自分らしく生きることを肯定できるブランドを発信したいと考えています。
さて、今回はY’s445の誕生のお話を展開しました。
一枚の巾着袋からY’s445のバッグ作りは始まっています。「作ってみたい」を形にするため、無我夢中でミシンを踏み続けて約20年。気が付けば2500個以上のバッグを生み出すブランドになりました。
小さな一歩が今に繋がっています。ぜひ、2022年もチャレンジをし続ける年に出来たら良いですね。
それでは、またお会いしましょう♪